「仕事で海外部門に異動になった」「海外に拠点と打ち合わせする機会ができた」など、ビジネスで英語を使う機会は増加しています。
この記事では、「英語でグラフを説明しなければならなくなったけど、どう説明するの?練習方法は?」と疑問を持っている方に向けて、その実態を説明します。
留学経験なしの純ジャパの私が、オンライン英会話歴10年以上、オンライン英会話と英語学習を通じてTOEIC940点、英語の会議もこなせるようになった私が、これまで使ってきた素材を提供しますので、ぜひ使ってみてください。
英語でグラフを説明するには?
英語でグラフを説明するときの手順は以下の通りです。特に日本語でグラフを説明するときと大きな変化はありません。
- グラフ説明に必要な言葉を覚える
- X軸は何かを説明する
- Y軸は何かを説明する
- グラフから読み取るトレンドを説明する
- グラフから得られる示唆を述べる
例えば、食品業界でマーケットシェアの議論をする場合、
- このグラフは食品A業界のマーケットシェアを示しています。
- X軸は2020年から2021年の時間軸を示しています
- Y軸はマーケットシェアを示しています
- シェアは各社拮抗していましたが、A社が直近2ヶ月伸ばしています
- その理由は小売最大手A社に大幅な値引きをしA社が拡販しているからだ
例えば、旅行業界で売上の議論をする場合、
- このグラフは国内旅行の売上推移を示しています。
- X軸は2020年から2021年の時間軸を示しています
- Y軸は国内旅行の売上高を示しています
- 2021年10月までダウントレンドでしたが、その後回復傾向です
- その理由は顧客心理改善と2021年12月に行なった全国キャンペーンの結果です
のようなシナリオです。
いつも日本語で行なっている説明と変わらないと思いますので違和感はないのではないかと思います。
英語でグラフを説明するための練習法
英語でグラフを説明するための練習法は以下の通りです。
- グラフが何を示しているか説明する
- オンライン英会話で練習する
グラフ説明に必要な言葉を覚える:グラフの名前
グラフを説明するにはグラフを説明するための言葉を覚えなければなりません。
しかし、必ず覚えなければならない言葉は多くはありません。
グラフの種類
ここではよく使うグラフを英語でどのように呼ぶのかを説明します。
- 棒グラフ:bar chart
- 折線グラフ:line chart
- 円グラフ:pie chart
- ベン図:venn diagram
- 散布図:scatter diagram
- 表(関連用語):table
棒グラフは主にボリューム・量感を示すときに利用されるグラフで、売上の推移等に利用されます。
折れ線グラフは主に率の推移を示すときに利用されるグラフで、価格の推移などに利用されます。
円グラフは主に定点での割合を示すときに利用されます。定点でのシェアを示すときに利用されます。
ベン図は複数の項目の関係性を示すときに利用されます。特にそれぞれの集合の重複を示すときに利用されます。
散布図はデータの関連性を示すときに利用されます。
グラフではありませんが、グラフのもととなるのが表です。表はtableと言います。グラフの下などに補足でつけることも多いです。
グラフのパーツ・グラフの要素
グラフの中にある要素の呼び方は以下の通りです。
- x軸:x-axis / horizontal axis
- y軸:y-axis / vertical axis
- 原点:origin
- 一番上の点:peak
- 一番底:bottom
- 棒:bar
- セグメント:segment
- エリア:area
- 網掛けエリア:tinted area
- 斜線エリア:striped area
- 線:line
- 直線:straight line
- 曲線:curved line
- 実線:solid line
- 破線:broken line
- 点線:dotted line
- 点:dot
- 矢印:arrow
グラフ説明に必要な言葉を覚える:グラフの説明フレーズ
グラフを説明するときの表現は多数存在します。
代表的なものとして以下に記します。
- 示す:show / represent / indicate
- 増える・増加する:increase
- 改善する:improve
- 減る・減少する:decrease
- (大幅に)減る・減少する:drop
- 悪化する:worse
- 上下を繰り返す:fluctuate
- 横ばい:remain flat
- 大幅に:significantly
- 急激に:rapidly
- わずかに:slightly
- 少しづつ:gradually
オンライン英会話で練習する
グラフの説明の基礎をざっくり把握した後は、実際にグラフの説明の練習をしていきます。
このグラフの説明の練習にはオンライン英会話の利用が効率的です。
なぜなら、
- 説明する相手がいた方が実践に近く吸収が早くなる
- グラフの説明の後に、質疑応答を行うことができる
- 説明の仕方の具体的なフィードバックをもらうことができる
だからです。
しかも、いきなり実践と異なり、オンライン英会話には、誰もあなたを評価する人はいません。
リスクゼロなので、存分に間違えて大丈夫です。
ためらうことなくチャレンジしていきましょう。
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ビズメイツ
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