「仕事で海外部門に異動になった」「海外の拠点と打ち合わせする機会ができた」など、ビジネスで英語を使う機会は増加しています。
この記事では、英語を使うことになったけど、ビジネス英語に自信がない社会人の方に向けて、ビジネス英語を習得するためのおすすめ本をご紹介します。
留学経験なしの純ジャパの私が、独学でTOEIC940点、英語の会議もこなせるようになった経験から、「この本ならビジネス英語力がつく」という本をしっかり選んでいますので、ぜひ参考にしてみてください。
こんな人におすすめ
- 英語はできるけど、仕事で使うのは不安な人
- 海外部門に異動することになった人
- グローバルな部署に異動するために英語力をつけておきたい人
目次
ビジネス英語の本を選ぶポイント
ビジネス英語の本を選ぶにあたっての一番のポイントは、
用途にあわせたビジネス英語本を選ぶことです。
ビジネス英語には、
- メールライティング
- スピーキング
- リスニング
- リーディング
- プレゼンテーション
があり、それぞれに対応した勉強本が出ています。
仕事で一番英語を使いそうなシーンは何かを想像して、それに役立ちそうな本を選んでください。
ビジネス英語に役立つ勉強本
ここでは、先ほど挙げた「メールライティング」「スピーキング」「リスニング」「リーディング」「プレゼンテーション」にあわせて、それぞれに対応する勉強本を紹介していきます。
ビジネスメールライティングにおすすめの勉強本

英文ビジネスEメール 実例・表現1200 [改訂版]
少し昔の本になりますが、非常にわかりやすくまとめていておすすめの一冊。
仕事のなかで一番多く時間を割くのはEメールでのやり取りです。英文メールの作成は、メール表現の型を覚えてないと非常に時間がかかります。こちらの本は、現場に即した実例を1,200も挙げていて「この文章の単語を変えれば使えそう」と思えることも多々あると思います。Eメールの型を覚えるのに最適です。
異文化理解で変わる ビジネス英会話・チャット 状況・場面115 (Z会のビジネス英語)
TeamsやSlackなどの導入を機に、Eメールよりもチャットでのやり取りが増えた人も多いと思います。こちらは、先ほど紹介した「英文ビジネスEメール 実例・表現1200 [改訂版]」の関連本で、チャットの表現までカバーしています。すぐに使える表現方法がまとめられているので、非常に実践的です。
英語スピーキングでおすすめの勉強本
ビジネスで1番よく使う電話&オンライン英会話
TeamsやZoomが広まったなか、オンラインで海外拠点と会話したりする機会が多くなってきています。この本はオンライン会議でよく使うフレーズやスモールトークの例文がたくさん載っていて、学んだことをそのまま使えます。例えば、音声が途切れ途切れになっているときのフレーズや、出席者をチェックするときのフレーズなど。実際にミーティングに臨んでみると「何て言うんだろう?」と思うフレーズを学ぶことができます。
リスニングでおすすめの勉強本
リスニングの教科書
英語の特徴は、2つの音がつながって発音されること。2つの単語、3つの単語をつなげて発音されると「単語は知っていても聞き取れない」といった状況に陥ります。その状況を打破するための手法を教えてくれるのが本書です。子音+母音、子音+子音など、パターンに分けて対策してくれます。
プレゼンテーションにおすすめの勉強本
ビジネスデータを説明するための英語表現
さまざまなことを英語で説明するときの表現を解説した、かなりおすすめの一冊です。
仕事で英語で会話する機会のほとんどは何かの説明です。売上の推移の説明だったり、企画の説明だったり。このような説明は、普通の英語学習本を読んでいても出てきません。こちらの本は、プレゼンテーションで使うキーフレーズはもちろん、グラフの説明の仕方や、比較資料の説明の仕方などを掲載していて非常に実践的です。