Bizmates(ビズメイツ)は、ビズメイツ株式会社が運営するビジネス特化型のオンライン英会話サービスです。多彩なビジネス経験を持つトレーナー達とマンツーマン形式で、Excelのグラフの読み取りなどビジネスに特化したカリキュラムで学ぶので、実践的だと評判です。
今回は、「Bizmates(ビズメイツ)って一体どんなものなんだろう?」とお思いの方に向けて、実際にBizmates(ビズメイツ)を受講した私の経験から、サービスの概要とその所感、学習の進め方などをお伝えいたします。
目次
Bizmates(ビズメイツ)はビジネス特化のオンライン英会話

インターネットが発展した今、「オンライン英会話」と一言で言っても多くのサービスが存在しています。
有名なところでは「DMM英会話」や「レアジョブ」。一度はサービス名を聞いたことがあるのではないでしょうか?
そんな「DMM英会話」や「レアジョブ」と同じフィールドにいるのがBizmates(ビズメイツ)。ただ、「DMM英会話」や「レアジョブ」が日常会話に力点に置いているのと違い、Bizmates(ビズメイツ)はビジネスでの活用に力点を置いています。
その違いは受講すればすぐにわかります。
私はDMM英会話やレアジョブを受講(レアジョブにおいては300時間以上受講しました)したうえでBizmates(ビズメイツ)を利用しましたが、教材の内容から全然違いました。
レアジョブやDMM英会話が日常的なニュースや歴史、雑学などをトピックとして扱っているのに対し、Bizmates(ビズメイツ)は職場で使う「Excel棒グラフ・折れ線グラフの説明方法」や「意思決定プロセスについて」など、実務で使う英語や、ビジネスで必要なスキルセットをトピックにして教材が作られ、レッスンが展開されていきます。
まさにBizmates(ビズメイツ)はビジネス寄りの英会話レッスン。ちょっとハードルがあるように聞こえますが、実際の職場環境に出る前にこのような会話を講師とできるのってとてもありがたいことです。もちろんできないところは講師が解説してくれるので、復習しながら苦手なところは克服していけばいい、そんな感じで受講していくことができます。
Bizmatesのプログラム・料金について
Bizmatesのプログラムの基礎情報は以下の通りになります。
項目 | 内容 |
料金 |
Bizmatesを継続利用した人向けに月額料金が値引きされる特典もあります。 |
体験レッスン | 1回 |
受講時間帯 | 5:00〜25:00 |
講師の国籍 | フィリピン |
用途 | ビジネス・業務使用用途の英会話 |
ポイント1:Bizmates(ビズメイツ)の教材と講師陣
教材・トピック
前段でもお伝えしましたが、Bizmates(ビズメイツ)はビジネス英会話特化型。他のオンライン英会話が一般的なニュースや雑学をトピックとして扱っているのに対し、Bizmates(ビズメイツ)は「Excel棒グラフ・折れ線グラフの説明」や「日本と海外の企業組織・意識決定プロセスの違い」など、実務・仕事を題材にしてプログラムが進んでいきます。
そのため業務で実際に使う表現を学ぶことができ、学んだことを繰り返しレッスン中に使うことで、自分のものにしていき、結果、実務でも応用できるようになります。
教材の題材イメージ
Bizmatesで実際に使われている教材のイメージを持っていただくために、イメージを作りました。これは実際に私が受けた講座を基にしたものです。

この教材を使って、以下のようなトピックで話していきます。
- グラフの説明を英語で行う
- グラフが何を示しているか、まずはグラフの説明をする
- グラフから読める全体像を説明する
- グラフから読める着目点を説明する
- グラフから読める着目点の背景を説明する
これらは日本語では日常当たり前のように行なっていることです。例えば、「このグラフは2社のマーケットシェアを記したものです。X軸は時間軸、Y軸はマーケットシェアを示しています。」「自社のシェアは〇〇月まで順調にシェアを拡大していっていましたが8月以降競合にとられており縮小傾向です。」「大きな要因は競合が新商品を市場に投入してきていて、高品質で自社の製品よりも安い価格で販売を始めたからです。」のようにです。ただ、これをいきなり英語で話せと言われても、行き詰まりますよね。こんな場面の説明方法をBizmates(ビズメイツ)のセッションでは教えてくれます。
他のサービスよりも高い講師の質

Bizmates(ビズメイツ)は他のオンライン英会話よりも高い質の講師を揃えています。
正直この謳い文句はどこのオンライン英会話サービスでも使われていますし、複数のサービスを受けてみないと差があるのかわからないと思います。
ですが、レアジョブ300時間以上など、複数サービスを受講してきた私の身からすると、サービスによって講師の質は異なると断言できます。
そして、Bizmates(ビズメイツ)は講師の質が高いです。
もちろん、フィリピン英会話なので、全ての講師がネイティブのように話すわけではありません。ですが、Bizmatesでは、「ビジネス経験」必須のうえ、「学歴」、「ティーチングスキル」、「コミュニケーションスキル」、「人間性」の側面から厳しい採用基準を設定。講師の採用率は1%以下になっています。
それだけ厳しい関門を潜ってきた講師なので、やっぱりレッスンの進め方は上手ですし、指摘も的確ですし、25分のレッスンでの頭の疲れ具合が他のオンラインレッスンと異なります。(何かこう頭が熱くなる感じというか・・・)
結果、一回一回のレッスンでステップアップしている実感が持てているのがBizmates(ビズメイツ)のレッスンです。
ポイント2:5段階レベル×5段階のランクのレベルランクシステム
Bizmates(ビズメイツ)では、受講生の習熟度を「5段階のレベル」×「5段階のランク」の計25段階に分けています。体験レッスンの際に英会話習熟度を講師が評価していて、自分のレベルにあったレベルからスタートすることができます。
- レベル1
- 終了時の英会話レベル:中学レベルの英語を使って相手に自分の意思を伝えられるようになる。
- レッスン内容:中学英語で学んだ文法を復習しながらビジネス英会話で必要となるベース知識を身につける。何回も繰り返して発話することで自然に話せるようになるレッスン。
- レベル2
- 終了時の英会話レベル:1対1の対話においては問題なく英語での意思疎通が測れるようになる。
- レッスン内容:ビジネスの同僚、顧客、上司、部下などとの間でよくあるビジネスシーンんを想定してトレーナーとのロールプレイを通じて英語でのコミュニケーションスキルを高める。
- レベル3
- 終了時の英会話レベル:共通の目的を持った相手と英語でコミュニケーションを図りながらビジネスを進められるようになる。
- レッスン内容:問題解決、意思決定、数字説明などのテーマにおいて実践力を高めるためのロールプレイや簡単なディスカッションを通じて、ビジネスで必要なコミュニケーションスキルを高める。
- レベル4
- 終了時の英会話レベル:価値観が異なる相手にうまく働きかけながらビジネスを進められるようになる。
- レッスン内容:日本人と外国人との間における文化や価値観の違いから生まれる身近な問題について取り上げたケーススタディを用いてディスカッションを中心にレッスンを行う。
- レベル5
- 終了時の英会話レベル:グローバルなビジネス環境においてリーダーシップを発揮し、ビジネスを円滑に進められるようになる。
- レッスン内容:自分に関連のあるテーマ、ビジネス論文を用いてディスカッションを行い、ビジネスに対する考え方、知識、人間性を高めることにフォーカスする。
ご覧の通り、一番下のレベルのレベル1は「中学英語で学んだ文法を復習しながらビジネス英会話で必要となるベース知識を身につける。」ことを目標にスタートするため「業務で英語使うことになったけど実際英会話はめっきり」と言った方でもBizmates(ビズメイツ)でスタートできると思います。
また、ご自身は一定の英語力があると思われている方も、Bizmatesの授業すべてが楽勝であることはまず無いと思っています。実際、私はBizmates(ビズメイツ)をはじめた当時、TOEIC915点でしたが、体験レッスンでの講師の評価の結果、レベル3からのスタートでした。そして、そのレベル3が簡単だったかというとそんなことはなく、かなりやりごたえを感じる状況で。多くの人にフィットするプログラムだと思います。
ポイント3:学びやすいBizmates(ビズメイツ)のプラットフォーム
Bizmates(ビズメイツ)は独自の受講システム「MyStage」を持っていて、レッスン中はもちろん復習が非常にしやすい環境が整っています。「実際オンライン英会話なんだからレアジョブや他のスカイプ英会話と変わらないかな?」とお思いになると思いますが、結構違います。実際の画面も合わせてご覧いただければと思います。
受講画面MyStageとは?
MyStageはBizmates(ビズメイツ)が2021年から提供をはじめた受講システム。それまでBizmates(ビズメイツ)はスカイプを介してレッスンを提供していました。
MyStageになり、スカイプではケアしきれない細かい使い勝手が改善され、非常に受講しやすく、復習しやすくなりました。
ここからはMyStageのポイントをお伝えします。
教材が必ず表示される
Bizmates(ビズメイツ)MyStageの左側は常に教材が表示されています。

この構成は、これだけを見ると当たり前のように見えるのですが、スカイプを介して行うオンライン英会話の場合、スカイプのウィンドウを右に配置して、教材のウィンドウを左に配置して・・・などとウィンドウの調整が非常に面倒だったりします。
このように1つのウィンドウで左に固定表示されることで、ウィンドウ枠調整の手間も省けますし、ウィンドウを行き来する煩わしさもなくなり非常にスムーズにレッスンを受けることができます。
ビデオは任意
Bizmates(ビズメイツ)の画面の右上には講師の映像が映っています。この画面だけ見ると双方向ビデオチャットのように見えますが、Bizmates(ビズメイツ)では映像を映ことは強制されません。ですので、個人の好みやシチュエーションでカメラをオンにしたりオフにしたりすることができます。

ちなみに、日頃の業務上は「できるだけオン派」なのですが、英語学習においては常にカメラオフ派です。
これには大きく2つの理由があります。
- ジェスチャーによる逃げ場をなくす
- 様相を気にせず受講できる
ジェスチャーによる逃げをなくす
カメラを使わない1番の理由はジェスチャーによる逃げをなくすためです。
日常で外国人と話す時を思い浮かべてください。文法が正しくないカタコトの英語でも、身振り手振りを組み合わせることで意味が通じることって多いですよね。実際、現実のOne to Oneのコミュニケーションならそれで凌げることが大半だと思います。
しかし、私たちが学びたいのは「業務上での正しい英語」。ジェスチャーを使って「英語ができたつもり」になるのがゴールでは無く、正しい英語を使ってコミュニケーションをできるようになることがゴールです。ですので、ジェスチャーに逃げられる環境をあえてシャットアウト。正しい英語を話すことに集中して授業に臨み、間違いがあれば間違いを直していくプロセスをたどっていけるようにしています。
実際はビデオがなくてもパソコンの前でジェスチャーをしてしまっている自分がいるのですが(笑)。自分の発言が通じなかった時は、「正しい文法でどう表現しようか?」「この時に適切な単語は?」と考えるようになりました。結果的に会話でつまづいたところは復習する点になり、復習をすることで同じようなシチュエーションに対応できるようになり、一歩一歩前進している感じを得られます。
容姿を気にせず受講できるので深夜の予約もしやすい
オンライン英会話はどこでもインターネットにつながれば受講できるのが魅力ですが、実際は自宅で受ける機会が多いです。自宅に帰ったらすぐに楽な格好に着替えたり、お風呂に入ったりして見た目もオフモードに入りますよね。カメラオフを前提にしておくと、そんなオフモードの状態でオンライン英会話に参加できるという気構えになるので、深夜のレッスンも予約しやすくなります。
レッスンを録画できる
Bizmates(ビズメイツ)レッスンはMyStageを介して録画ができます。

録画をしておけば、毎回どんなレッスンだったかをビデオで振り返ることができます。この機能について私が感じる主なメリットは以下の通りです。
- 自分自身の英語を客観的に把握ができることで課題がわかる
- 講師のアドバイスを振り返れる
自分の英語を聞くのははじめ抵抗ありますが、相手に伝わらなかったセンテンスや発音など、自分の悪い癖や自分に足りないものを客観的に把握することができます。意外と自分の発音だったり英文構築の癖ってわからないもの。このような形で毎回振り返ることで改善点に気がつけるのはビデオが録画できることの大きな特徴だと思います。
また、講師のアドバイスをしっかり振り返れるのもレッスンビデオの良いところです。講師のフィードバックと合わせて学び直すことで復習が捗り、次のレッスンに学びを活かすことができます。
無料会員登録後3日以内に有料会員登録すると50%OFFになります。毎日25日プランなら13,200円(税込)が6,600円(税込)に。毎日50分プランなら19,800円(税込)が9,900円(税込)に。ぜひご利用ください。(2023年1月1日現在)
ビジネス英会話のBizmates 詳しくはこちら